EAを使った自動売買と、MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用の比較

こんにちは！
ノマドワーカーを目指す、元バックパッカーの主婦・すずです。

みなさんは資産運用はしていますか？

すずは、できるだけ簡単に、できるだけ放置で毎月＋αの収入を得るため、
副業としてEAを使ったFXの自動売買を行っています。

現在はLEOというEAを使って自動売買を行っていますが、
大体ほぼ放置で、毎月コツコツ利益を得ています！

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FXでは、自分で考えて行うトレードを裁量トレードと言います。
FXのトレード方法は、裁量トレード以外にも、
すずが行っている自動売買や、コピートレード、マネージドアカウントでの代行運用などがあります。

今回はMAM（マム）やPAMM（パム）と呼ばれるマネージドアカウントについて説明します！

自動売買について興味のある方は、こちらのブログを確認してくださいね。

MAM、PAMMとは？

MAMやPAMMは「マネージドアカウント」と呼ばれる運用手法のことで、
コピートレードの一種、と思ってもらっていいと思います。

すずのような一般の投資家が自分のFX口座に資金を入金し、
ファンドマネージャーやプロトレーダーと呼ばれる他のトレーダーに委託して代行運用をしてもらう投資方法です。

指定口座を開設してもらい、簡単な契約書（トレーダーとの紐づけ）を交わすことにより、
親口座と自分の子口座とが紐づけされます。
場合によっては、初期費用と称して、いくらかの手数料を取られることもあります。

エントリー・利確・損切りは運用者であるトレーダーが行い、投資家は自分では一切行うことが出来ません。
自分の投資金額に応じて、運用者であるトレーダーのトレード結果の利益や損失が反映されます。
利益から15〜30%が成功報酬としてトレーダーに入るようになっています。

MAM、PAMMの違いは？

MAMとPAMMはどちらもマネージドアカウントですが、「取引履歴を見れるか見れないか」の違いがあります。

取引履歴を見れるのがMAM、見れないのがPAMMです。

MAMとPAMMのデメリット　出金タイミングについて

MAMやPAMMは運用者であるトレーダーに出資をするわけではなく、
自分の口座を開設し、そこで資金を運用するため、持ち逃げされることはありませんし、
基本的には自分自身の判断・タイミングで入出金できます。

ただ、場合によっては契約期間などで出金タイミングに制限があったり、
ポジションを持っている間は出金できないなど、
自分の口座ではあるものの、出金タイミングがコントロールしにくいというデメリットがあります。

運用者であるトレーダーが裁量トレードのみを行っていればいいのですが、
EAなどを使った次々とポジションを持つようなトレードスタイルである場合、
なかなか出金が出来ない、ということも起こりえます。

MAM、PAMMは日本では違法

日本の金融商品取引法では、金融庁に登録していない個人が
運用者（プロトレーダー、ファンドマネージャー）として第三者の資産運用の委託を受けることはできません。

そのため、運用者としてMAMやPAMMを使いたい日本人の多くは、海外のFX会社で口座を開設していますが…
ただ、金融商品取引法の規制は、国内業者を使うか、海外FX業者を使うかでは変わらないということですので、
日本に住んでMAMやPAMMの運用者（プロトレーダー、ファンドマネージャー）になろうとした場合は、金融商品取引法の投資運用業の登録がなければいけないみたいです。

EAを使った自動売買と、MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントの違い

EAを使った自動売買と、
MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用。

どちらも、以下の特徴は共通しています。

いずれも「自分の時間を使わずに、FXトレードに関する知識がなくても運用が出来る」というのが、
裁量トレードとは異なる共通したメリットです。

じゃあEAを使った自動売買と、MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用、
どっちを選んでも違いはないの？と思うかもしれませんが…

違いはあるんです。
一番大きな、そして重要な違いはこれ！

EAを使った自動売買

EAを使った自動売買は、完全に放置でも運用できますが、
必要があれば自分の判断で利確・損切りなどを行うことも出来るし、EAをストップして1日運用を止めることも出来ます。
つまり、ある程度は自分で運用をコントロールできると言うこと。

例えば「今日は今使っているEAには苦手な相場状況だな」「今日は大きな指標があるのでトレードしたくないな」と思ったら
自分の意志でEAをストップして運用をしないことも出来るし、
ポジションを持っているときも含み損が大きくなって来て、利確する見込みがないと思ったら自分で損切りすることも出来ます。

EAの場合、リスクや損失を自分でコントロールすることによって
同じEAを使っていても、結果が大きく異なってくることがあります。

すず

EAの特徴を把握して、ある程度管理して使うのが、上手に結果を出すコツだとすずは思っています！

MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用

MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用の場合、
一旦保有したポジションの利確・損切りは自分の判断では一切行うことが出来ません。

相場状況を見て「自分ならここら辺で一旦利確する・損切りする」と思った場合でも自分は何も出来ず、
運用者であるトレーダーに完全に全てを任せることになります。

自分の投資口座ではありますが、リスクや損失を自分でコントロールすることは一切出来ません。
何があっても、運用者であるトレーダーのトレードをただ見ている（または結果が出るのを待つ）ことしか出来ません。

自分で管理できないトレード方法はしない

すずはLEOというEAを使った自動売買を行っていますが、
過去もMAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用やコピートレードをしたことはないですし、
今後もする予定はありません。

リスクや損失を自分でコントロールすることが一切出来ないということは、
大事なお金を完全に他の人に任せて、リスクのある投資を行うということ。

すずは今のところ「この人にお金を完全に預けてもいい！」と思える程のトレーダーさんに会ったことがありません。
そもそも、基本的には面識のない人に預けることになると思うので、
相手がどんな人かわからない以上、信用して預けることが出来ないです。

そんな理由ですずは、
リスクや損失を自分でコントロールすることができない
MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用やコピートレードは
一切やっていませんし、今後もやらないと思います。

あくまでも、すずの考えです。
人によっては、心から信頼できるトレーダーさんを見つけて安心して代理運用をお願いしている人もいると思いますし、
MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用やコピートレードをするのがダメとは思いません。
ただ、すずはリスク管理だけは自分でしたいからやらない、というだけです。

すず

「FXのことは何にもわからないから、運を天に任せるくらいのつもりで運用したい！」「自分の手は一切煩わせたくない！」みたいな方は、
マネージドアカウントでの代行運用やコピートレードの方が向いているかもしれませんね。
FXについて少しでも自分で勉強したいという気持があるなら、自動売買の方がいいと思います！

以上が、MAM口座・PAMM口座などのマネージドアカウントでの代行運用の紹介と、
EAを使った自動売買との比較でした！

裁量トレード以外でのFX運用を考えている方、
みなさんには、どちらの方法が合いそうでしょうか？

もしEAを使った自動売買がしてみたいなぁという場合は、
すずが使っているLEOというEAの利用も、検討してみてくださいね。

EAの選び方や、自動売買の始め方は、こちらのブログも参考にして下さい！